持続導尿

在宅療養では持続導尿をされる方がおられます。要介護4・5で寝たきりの方、ターミナルケア中の方など、床上での排尿をオムツ内にされるよりも介護の負担が軽減され、管理しやすい場合に終日尿道カテーテルを留置します。

オムツ内に尿失禁した場合、陰部が広範囲に汚染されるので、日に何回か皮膚の保清とオムツ交換が必要となります。その際、療養者様と家族に心身の負担が掛かり、介護疲れの原因となります。持続導尿の場合、膀胱内の尿が直接パック内に流出するので、日常的な陰部の汚染を防ぐことができ、オムツ交換もほとんど必要なくなります。(排便時を除き)また、尿の量、性状を随時確認できるので、体調面を管理する上で重要な所見が得られます。

そのようなメリットに対し、デメリットもあります。それはカテーテルの管理がおろそかになると、尿路感染を起こすことです。また、画像のように膀胱内の浮遊物がカテーテル先端の排出孔を防いだり、チューブ内を詰まらせます。そして、膀胱内に尿が貯留して、最終的には尿道とカテーテルの隙間から尿漏れを起こすことになりますし、漏れずに膀胱内が尿で充満し続けると腎臓に向かって逆行し、感染を引き起こします。これらのトラブルに関しては、訪問看護が日常的に管理することで安全が確保できます。

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